グリモカ家

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妻のおすすめ本紹介!その3!ケイト・アルバス『図書館がくれた宝物』

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サーティーワンはポッピングシャワー派!どうも妻です!

 

読書感想文を書くポイントをまとめてみました!第3弾!

今回は小学校高学年の部!

※こちらの記事はネタバレも少し含まれていますので、これから読まれる方はご注意ください。

 

小学生低学年、中学年の課題図書についてはコチラ!

 

図書館がくれた宝物

ケイト・アルバス 作

櫛田理絵 訳

【書きやすさ】

◎易しい言葉が使われているため、小学校高学年の子でも読みやすい。

◎個性の豊かな登場人物がたくさんいるため、感情移入しやすく感想も書きやすい

△戦争中の疎開や家族の絆など、少し重いテーマも含まれている。


【あらすじ】

第二次世界大戦中のイギリスが舞台の物語。

主人公の三兄妹は両親を早くに亡くし、親代わりだったおばあちゃんも亡くなり、家族は三兄妹だけになりました🏘️

彼らは保護者となる「後見人」を見つけるため、田舎へ学童疎開に参加します⛅️

疎開先での生活は厳しく、最初の家ではひどい扱いを受け、次の家では家事や子守りを強いられます🌀

彼らは「ほんとうの親」になってくれる人を見つけることができるのか・・・

 

【印象に残っているシーンと感想を書く】

①図書館司書のミュラーさんと出会うシーン

ミュラーさんはいつでも彼らを温かく迎え入れ、気にかけてくれました。疎開先の家族から嫌がらせを受けたり、貧困な生活を送っていたりする兄妹にとって、図書館は心の支えだったと思います。

ミュラーさんのような存在が子どもたちにとってどれほど大切かに気づきました。


②最初の受け入れ先家族の兄弟からいじめを受けるシーン

新しい環境に慣れるのに精一杯な時にいじめを受けるのはとても辛かったと思います。しかし、どんなにつらい時も三兄妹が支え合って困難に立ち向かう姿はとてもかっこよかったです。


③最後の受け入れ先家族と一緒にクリスマスを過ごすシーン

クリスマスのプレゼントの交換や家族で食卓を囲んでの食事など、家族との時間を過ごす三兄妹はとても幸せそうでした。

彼らがふさわしい家族に受け入れられ、少しずつ元気になっていく姿を見て、彼らの努力が報われたと感じ、胸が熱くなりました。


【学んだことを書く】

①家族の絆の大切さ

家族を亡くしたり、疎開先の家族から嫌がらせを受けたりする中でも、三兄妹はいつでもお互いを支え合っていました。家族はどんなときも心強い存在であり、私も家族を大切にしようと思いました。


②前向きに行動することの大切さ

三兄妹はさまざまな困難な状況でも諦めず、常に前向きに行動していました。

この姿を見て、私もすぐに諦めず前向きに行動しようと思いました。

 

③他人へ親切にすることの大切さ

図書館のミュラーさんは他人である三兄妹に対して、いつも親切に接していました。

初めは三兄妹がミュラーさんに助けてもらっていると感じましたが、読み進めていくうちに、ミュラーさん自身も三兄妹に勇気ももらったり、家族と過ごすことの幸せを教えてもらったりしているのではないかと思いました。

彼らとミュラーさんの関係を見て、私も他人が困っている時は手を差し伸べられるような人になりたいと思いました。


【まとめ】

疎開先で三兄妹が受ける嫌がらせや貧困な生活を想像して心苦しくなりましたが、最後には温かい家庭が彼らを迎え入れてくれて安心しました。

当たり前に家族と平和に暮らせる日々がどれほど幸せかを感じさせてくれる本でした。

今回は三兄妹目線で感想を書きましたが、受け入れ先の家族や図書館司書のミュラーさんの立場から考えると、また違った発見がありそうです!

児童書ですが、大人が読んでも様々なことを考えさせられる内容でおすすめです💮

また、本書では三兄妹が読んでいる本や図書館司書のミュラーさんがおすすめしてくれた本など、たくさんの本が登場します📚️

本の最後にはこれらの本の一覧が掲載されているので、これを読んでみるという楽しみ方もありそうです🤔